~次世代の子ども達へ~


≪食育基本法・前文より≫


二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたく事が出来るようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らす事が出来るようにすることが大切である。

 

子ども達には豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくには何よりも「食」が重要である。今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育および体育の基礎となるべきものと位置づけるとともに、様々な経験を通じて食に関する知識と「食」を選択する力を習得し健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められています。

国民一人一人が「食」について改めて意識を高め、自然の恩恵や「食」に関わる人々の様々な活動への感謝の念や理解を深めつつ、「食」に関して信頼できる情報に基づく適切な判断を行う能力を身につける事によって、心身の健康を増進する健全な食生活を実践するために、今こそ、家庭、学校、保育所、地域等を中心に、国民運動として、食育の推進に取り組んでいくことが、我々に課せられている課題である・・・。

 


≪コミュニティ農園で学んで欲しい事≫


近年私たちの便利な食生活には添加物や農薬を使った野菜や果物が欠かせないような時代になっています。

 

その事がすべてではございませんが、子どもたちのアレルギーや喘息・キレや突発的な犯罪、がん等の現代病に影響があるのではないかということが懸念されています。

 

このような不安のある中、すべてを無添加・無農薬で生活していくということは手間も費用もかかりなかなか難しいことです。

 

そこでコミュニティ農園では自ら作る喜びから、食べる喜びまでを実感・体験していただくことで、食育基本法にもございますように「食に関する知識と選択する力を習得していただきたい」と考えています。

 

そしてこのような体験は「食」だけにとどまらず、将来の社会に出てもきっと役立つと思います。